アルミホイール塗装について
車を購入する際にオプションとして選べるアルミホイール、修繕目的やドレスアップなどを目的として塗装するケースがあります。塗装方法、必要な道具などについてここで紹介いたします。
アルミホイール塗装の魅力
車の走行にあたり大事な部分であるホイール、そしてこの部分はスチール製かアルミ製かで選択が可能です。
もちろん好みによりますので、どっちがいい、というのは一概には言えないものの、見た目にこだわる場合アルミホイールを選ぶのが一般的です。
というのもアルミホイールはデザインが非常に豊富で、見た目の印象がしっかり決まります。
スタイリッシュなデザインなだけではなく、重量・放熱性などの性能面でもメリットがよく見られます。
その結果燃費が向上し、そしてハンドリングがスムーズになるという結果も、それでいて見栄えもいいのでオプションとして選ぶ人が多いのです。
しかしこのホイールの部分は地面に近いところで使用されているパーツです。
それゆえに、飛び石などの影響でどうしても傷がつきやすいのです。
事故や変形のようなことがなくても、細かい傷がついてしまう部分となっています。
ホイールは人から見て目立つ部分、そこが傷ついてしまうとせっかくのすてきなデザインが台無しになってしまいます。
だからといって傷がついたら買い替えをする、というのは非効率です。
ではどうすればいいのか?そんな時はアルミホイール塗装がおすすめです。
塗装は傷をカバーするだけではなく、ドレスアップをしたいという人にもおすすめです。
デザイン性の高いアルミホイールを選ぶとなると、やはり見栄えのいい車に乗りたいという願望が強い人が多いです。
そこに塗装をほどこすと、より他にはないデザインにでき、やはり特別感が得られます。
自分だけの個性的なホイールがほしい、というドレスアップを目的として、アルミホイール塗装を施す方も多くいらっしゃいます。
このアルミホイール塗装はDIYか、業者へ依頼するのが一般的です。
この二択に分かれる理由は費用面や塗装のクオリティです。
そのため非常に悩むところ、そんなときは目的によって決めていくのがおすすめです。
ホイール塗装は自分で?業者で?
ホイール塗装する場合、自分でするか業者に依頼するかで悩むところです。
本格的なカスタムを必要とする場合は業者を選択しますが、塗装となると少し頑張れば自分でできるのではないか?というイメージがあります。
その通りで、DIYでアルミホイール塗装は不可能ではありません。
DIY塗装する場合、コストを抑えられるというのが魅力です。
業者に依頼すると数万円かかりますが、工賃などがかからないDIYは必要なものをそろえればそれ以上のコストがかかりません。
そしてその費用も一万円程度でそろえられます。
これは業者に依頼する場合、タイヤ一個あたりよりも安い金額なのです。
ただし注意したいのがクオリティです。
当然ながら、素人が塗装するのとプロが塗装するのではまるで仕上がりが違います。
安く塗装できても、思っているような仕上がりにならなくて結局後悔する場合があります。
また、塗装はさまざまな手間があり、それを順序よくこなしていくのは素人にとって難しいです。
手間と時間がかかるのを覚悟しておく必要があります。
これらの理由から、完璧な仕上がりを求めずコストを削減したい、という方にはDIYがおすすめです。
仕上がりを重視する場合は業者に依頼がおすすめ、
一本だけ塗装してもらう、ということは少なく、四本全て塗装してもらう場合は相応の費用がかかります。
ですがその分、仕上がりは美しく、そしてその仕上がりに必要な下処理も完璧に施してくれます。
カラーを細かく指定、そして失敗の可能性はなく、美しい仕上がりを約束してくれます。
また、ワンランク上の仕上がりを求めている場合でも、それにしっかり応えてくれます。
コストをかけたくない、自分でできるといいう場合はDIYを、そしてコストをかけていいので完璧な仕上がりにしてほしい場合は業者を選ぶのがおすすめです。
どちらを重視するかで変わります。
ホイール塗装をDIYでする場合
アルミホイール塗装を自分でする場合、どんな方法をとればいいのか、ここでは紹介いたします。
まず、一番使いやすいものとしておすすめなのが缶スプレーです。
カラーが豊富で身近な店舗で売っている、初心者におすすめの塗装用品です。
しかし、マスキング作業が必須で、塗料をつけたくない箇所を細かく養生していく必要があります。
自分で養生するのが難しい、という箇所もあるので、使用しているホイールによってはおすすめできません。
次にスプレーガン、これはプロ仕様のアイテムなので導入がまず難しいです。
ですが作業性が抜群で、調色に優れています。
今後も塗装を続けていきたい、という場合はぜひ導入をおすすめいたします。
そしてハケ塗り、筆塗り、これらはスプレーと違って塗料が飛び散らないというメリットがあります。
手軽に塗装でき、筆塗りの場合は細かいところまで塗っていくことができます。
手塗りということで仕上がりにムラができてしまいますが、しっかり作業すればそれなりのクオリティにできます。
ただし、これも塗装するホイールの種類によっては塗り残しが起こりやすいので要注意です。
塗り方はこれらの方法、そしてこれ以外にも必要な道具があり、手順をふんで作業していく必要があります。
手間も時間もかかり、クオリティは自分次第ですが、愛着がわきやすいのもこのDIYならではの良さです。
板金塗装業者に持ち込み
DIYは自分の車に直接自分で手をかけるので、愛着をもって作業し、そして仕上がった車に対して、より親しみが出ます。
ただし、作業の失敗によっては取り返しがつかない場合があるので要注意です。
目も当てられない失敗をしてしまう可能性もあるDIY塗装、それを避けるためにはやはり業者への依頼がおすすめです。
業者に依頼する場合、板金塗装業者に依頼すると、安く依頼出来るかもしれません。
ホイール塗装を受け付けている窓口は多いですが、基本的に実際作業しているのは下請の板金塗装工場であることが多いです。
そのため、直接工場に依頼すると中間マージンが削減でき、安く高いクオリティで作業してもらえます。
やはりプロの手法でしか得られないクオリティがあるため、仕上がりに少しでもこだわりたい!という方は業者への依頼がおすすめです。
アルミホイール塗装についてのまとめ
おしゃれなデザインが多いアルミホイール、デザインだけではなく性能面もけして無視できない、そんなホイールです。
そしてそのホイールの見栄えをより良くできるのがアルミホイール塗装で、ドレスアップはもちろん、修繕においてもおすすめの方法とされています。
DIYで作業するか、業者に依頼するかは目的によって異なりますので、自分にあった方法をとるのがおすすめです。
自分で作業する場合は時間も手間もかかり、そして場合によっては失敗してしまう可能性もあります。
ですが自分で好きに手をかけて、それでいてコストを抑えられる方法です。
業者に依頼する場合はコストがかかるものの、確実に美しい仕上がりが約束されています。
それぞれのメリットとデメリットを比較し、好きな方法でアルミホイール塗装を楽しむのがおすすめです。
ドレスアップされたマイカーは特別な魅力があり、カーライフをより充実させてくれます。